19年の有給取得率、過去最高に
厚生労働省から、「令和2年就労条件総合調査 結果の概況」が公表され、年次有給休暇の取得率(2019年)が過去最高となったことが話題になっています。
有給取得状況 ・2019年の労働者1人平均付与日数は18.0日 ・そのうち平均取得日数は10.1日 ・平均取得率は56.3%
政府は政府は20年までに平均取得率を70%にする目標を掲げていますが、程遠い状況です。また会社の規模が大きいほど取得日数は多い傾向にあり、従業員1000人以上の企業では11.9日ですが、30~99人の企業は8.7日と約3日少なく、年休を除いた休日の総数でも120.1日と109.6日で10日以上の差があります。働き方改革が進む大企業と人手不足に悩む中小企業の待遇差が表れています。
<令和2年就労条件総合調査> https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/20/index.html