厚労省 企業の不妊治療対策推進の動きが活発です
令和4年4月から、不妊治療が保険適用されるようになり、最近厚生労働省では、企業における不妊治療と仕事との両立を支援する取り組みを積極的に推進しています。
くるみん制度拡充 くるみんプラスマーク
厚生労働省は4月から、仕事と子育ての両立支援に積極的な企業を認定する「くるみん制度」を拡充し、不妊治療中の社員をサポートする企業向けの新たなマークを作りました。企業は求人情報や商品にマークを使い、こうした姿勢をアピールできます。
両立支援等助成金(不妊治療両立支援コース)
不妊治療のために利用可能な休暇制度・両立支援制度について、次の①~⑥のいずれか又は複数の制度を組み合わせて導入し、利用しやすい環境整備に取り組み、不妊治療を行う労働者に休暇制度・両立支援制度を利用させた中小企業事業主を支援
① 不妊治療のための休暇制度(特定目的・多目的とも可)
② 所定外労働制限制度
③ 時差出勤制度
④ 短時間勤務制度
⑤ フレックスタイム制
⑥テレワーク
リーフレット「不妊治療と仕事の両立を支援する助成金のご案内」
参考
厚生労働省より不妊治療と仕事との両立サポートハンドブックやマニュアルなど新たな資料が追加更新されておりますのでご参考ください。
不妊治療と仕事との両立について
不妊治療に関する取組
まとめ
不妊治療の検査や治療を受けたことがある夫婦は5.5組に1組と増加傾向にあり、今後ますます不妊治療と仕事との両立を希望する労働者が増加することが見込まれています。不妊治療と仕事との両立がしやすい職場環境の整備「不妊治療のための休暇制度」などこの機会に導入の検討を考えてみてはいかかでしょうか。