3つの大きな変更点とメリットを解説

協会けんぽ(全国健康保険協会)の健診制度が、2026年度(令和8年度)から大幅にリニューアルされます。

「働く世代の健康をより手厚くサポートする」ことを目的に、人間ドックへの補助開始や対象年齢の拡大など、加入者にとって嬉しい変更が盛りだくさんです。

今回は、特に注目すべき「3つのポイント」を中心に、新しい健診制度の内容を分かりやすく解説します。

2026年度からの健診リニューアル 3つのポイント

令和8年度からの大きな変更点は以下の3つです。

1. 人間ドック健診に「最高25,000円」の補助が開始!

これまで協会けんぽの補助は、主に「生活習慣病予防健診」が対象でしたが、新たに**「人間ドック健診」への補助**が始まります。

  • 対象: 35歳~74歳の被保険者(本人)
  • 補助額: 最高25,000円を協会けんぽが補助
  • メリット: 一般的な健診項目に加え、より詳細な血液検査、眼圧検査、医師による結果説明などが含まれるため、より精密な健康チェックが可能になります。

2. 若年層(20・25・30歳)も健診対象に拡大!

これまでの生活習慣病予防健診は「35歳以上」が対象でしたが、リニューアル後は若い世代も手厚い補助で受診できるようになります。

  • 対象: 20歳、25歳、30歳の被保険者(本人)
  • 内容: 血液検査や尿検査などの一般健診項目(胃・大腸検査は除く)
  • メリット: 「まだ若いから大丈夫」と考えがちな20代・30代前半から健康意識を持つきっかけになります。

3. 女性向け「骨粗しょう症検診」が新設!

40歳以上の女性を対象に、骨の健康を守るための検診が新たに追加されます。

  • 対象: 40歳〜74歳の偶数年齢の女性被保険者
  • 自己負担額: 最高1,390円(予定)
  • 内容: 問診および骨量(骨密度)の測定
  • メリット: 自覚症状が出にくい骨粗しょう症を早期に発見し、将来の骨折や寝たきりリスクを防ぎます。

令和9年度からは「家族(被扶養者)」も対象に!

さらに、2027年度(令和9年度)からは、これらの手厚い健診メニューが**「被扶養者(ご家族)」も対象となる予定**です。家族全員で健康管理に取り組める環境が整います。


健診受診の流れ(簡単3ステップ)

健診の受け方は非常にシンプルです。協会けんぽへの直接の申し込みは不要です。

  1. 予約: 希望する健診機関へ直接電話などで予約する。
  2. 受診: 当日、マイナ保険証(または保険証)を持参して受診。
  3. 確認: 後日届く結果を確認し、必要があれば「特定保健指導」などを利用する。

まとめ:早めのチェックで健康な未来を

生活習慣病やがんは、初期段階では自覚症状がほとんどありません。「自分は元気だから」と思わず、新しくなる健診制度を賢く利用して、自分自身の体を定期的にメンテナンスしましょう。

リニューアルは2026年(令和8年)4月からです。今のうちから新しい制度をチェックしておき、受診の計画を立てておきましょう!


参考リンク:

協会けんぽ 2026年健診リニューアル特設ページ