iPhoneでのマイナンバーカード利用がついにスタート!
デジタル庁は、2025年6月24日より、iOS 18.5以降を搭載したiPhoneで「iPhoneのマイナンバーカード」機能の提供を開始しました。
Appleウォレットにマイナンバーカード情報を登録することで、Face IDやTouch IDを用いて以下の場面で利用できます。
- マイナポータルへのログイン・電子署名
- コンビニのマルチコピー機での住民票・印鑑証明等の取得
マイナンバーカードをiPhoneに入れて持ち歩ける時代に
これまでは実物のマイナンバーカードを携帯する必要がありましたが、iPhoneへの登録により、日常の行政手続きがより便利になります。特に、マイナポータルのログインがスムーズになる点は大きな利便性といえるでしょう。
健康保険証(マイナ保険証)としての対応は9月から
iPhone上のマイナンバーカードを健康保険証として利用できるようになるのは、2025年9月以降を予定しています。まずは一部の医療機関から順次対応が始まる見込みです。
医療機関側では専用の読み取り機器(リーダー)にアタッチメントを設置することで、iPhoneでの保険証確認が可能になります。今後、対応機関の拡大に伴って、さらに活用の場面が広がっていくと考えられます。
現時点では利用できる場面は限定的
現在のところ、iPhoneでのマイナンバーカード利用はまだ限られた場面にとどまりますが、将来的には本人確認や公的サービスの手続きなど、利用の幅が大きく広がることが期待されます。
とはいえ、「マイナンバーカードを持ち歩かなくても済む」という点は、今後の働き方や生活スタイルの変化において、大きな一歩といえるでしょう。今後のスマホ連携に注目です。
参考:デジタル庁「iPhoneのマイナンバーカード」の提供を開始しました」