「採用定着のヒント」コラム始めました

せっかく採用したのに、すぐに辞めてしまう…。
そんな声、よく耳にします。
私たちも手続きを代行している中で、「えっ、この人もう辞めちゃったの?」と感じることが少なくありません。

Jinjiの顧問先を分析してみたところ、入社3年未満の社員が全体の約4割というデータもあり、「採用した人に長く働いてもらうこと」の難しさをあらためて実感しています。

顧問先の多くが「採用」と「定着」に課題を抱えていることから、今後は「採用定着のヒント」として、採用と定着の両面から職場づくりのヒントを不定期で発信していきます。
現場でのちょっとした気づきや工夫、実際に効果があった取り組みなど、実践的な情報をお届けできたらと思います。

また、Jinjiには採用定着のプロ「採用定着士」も在籍しています。
「うちも何か変えたいかも」と感じた時に、少しでもヒントになれば嬉しいです。

採用定着のヒント Vol.1 採用力をあげるテレワーク

春は新しい出会いの季節。
新入社員の初々しい姿に、こちらも気持ちが引き締まる時期です。

採用定着のヒント1回目の話題は「テレワーク」。
「在宅勤務」「リモート勤務」といった働き方は求人検索でも人気があり、柔軟な働き方を提供できる企業は、採用面でも選ばれやすくなっています。

一方で、コロナ禍が明け、リモートを廃止する企業も増えつつあります。
やはり「社内にいることでの気軽なコミュニケーション」や「情報共有のしやすさ」など、出社には確かなメリットもあります。

だからこそ、テレワークを成功させるには、会社全体で取り組むという気概や覚悟が必要です。
普通に導入しただけではうまくいかず、仕組みと意識の両方が求められます。

Jinjiでもテレワークを導入しており、情報共有の難しさやコミュニケーションの課題に直面してきました。
そこで私たちは、ツールの選定や定期ミーティングの工夫などを重ね、試行錯誤しながら乗り越えてきました。

テレワークは、採用力を高め、定着にもつながる戦略の一つ。
まずは週1日からの試験導入など、小さな一歩から始めてみるのがおすすめです。
実際に運用してみて、感じたことを社員と話し合いながら、課題を一つずつ解決していくことが、成功のカギになります。

うまく活用して、人が集まり、残る職場づくりを目指していきましょう。