協会けんぽ事業所向け 9月以降配布される「資格情報のお知らせ」について

マイナンバーカードと健康保険証の一体化に伴い、2024年12月2日以降、新たな健康保険証の発行が停止されることが決まっています。すでに発行されている健康保険証は、廃止後も最大1年間、従来通り利用できる経過措置が設けられています。政府はマイナ保険証の利用促進に力を入れており、協会けんぽもホームページでの案内を強化しています。最近は病院で認証付きのマイナンバーカードリーダーをよく見るようになりました。

この取り組みに関連して、協会けんぽは2024年9月以降、全加入者に対し「資格情報のお知らせ」マイナンバーの下4桁が記載された加入者情報を送付する予定です。このお知らせの目的は以下の2点です:

  1. カードリーダーがない医療機関やカードリーダーが故障している場合でも、マイナ保険証で本人確認を行い、資格情報を伝えることで、保険診療を受けられるようにすること。※
  2. マイナンバーと健康保険証の紐付けが完了しているか確認すること。

このお知らせは個人別に封入され、特定記録郵便で送付されるため、従業員に配布する必要があります。また、配布時には従業員にはマイナンバーと健康保険証の紐付けが完了(マイナンバーと紐付けできていない場合はマイナンバーの下4桁の記載がない)しているか確認するよう案内しておくと良いです。

※マイナポータルで資格情報のお知らせと同様の内容を提示することでも良い

参考

協会けんぽ「今から使おう!マイナ保険証」
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/event/cat550/sb5010/mytourokukakunin/