障害者雇用率を段階的に引き上げへ

厚生労働省は企業に義務付けられている障害者の法定雇用率を、現在の2.3％から2.7％に段階的に引き上げることを決めました。（1月18日開催 労働政策審議会障害者雇用分科会）

具体的には法定雇用率を2024年4月に2.5％、2026年7月に2.7％となります。
現在は、従業員43.5人以上を雇用する企業が対象となっていますが、雇用率が2.5％に上がると従業員40人以上、2.7%に上がると37.5人以上の企業へと対象が広がります。

2024年4月には障害者の雇入れに伴い、必要な一連の雇用管理に対する相談援助の助成金が創設予定、週20時間未満での重度の身体障害者・知的障害者・精神障害者の雇用率の算定が可能になるとされています。

このような動きがあるということを覚えておきましょう。