令和4年度の最低賃金は全国平均31円引き上げ961円に 過去最大の上げ幅

8月2日に中央最低賃金審議会が開催され、令和4年度の地域別最低賃金額改定の目安について答申が取りまとめられました。
今後正式な決定は、各地方最低賃金審議会で、この答申を参考にしつつ、地域における賃金実態等を踏まえた調査審議の上、答申が行われ、各都道府県労働局長が地域別最低賃金額が決定されます。

今回のポイント
・30円、31円の引き上げ
・目安どおりに各都道府県で引上げが行われた場合、昭和53年度に最低賃金の目安制度が始まって以降で最高額

正式な決定は今後になりますので改めてお伝えします。

参考

厚生労働省「第64回中央最低賃金審議会 資料」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27227.html
厚生労働省「令和4年度地域別最低賃金額改定の目安について」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27195.html